皆さん
こんにちは!
司法試験講師の宮崎です。
これまで多くの受験生の指導に携わってきました。
大学生、法科大学院生、修了生、社会人、様々な方と出会いました。
その経験について率直に想いを書いています。
私は、等身大の試験についての正確な認識を頂くため、学習の必要がないものに対しても、なぜ必要がないのかという説明をしっかり行っています。
今まで、様々なハウツー本が売られてきました。
もっとも、本を読んでたちどころに効果が上がり成果を残したという方に実際あまりお会いしたことがございません。
その理由ははっきりしています。
そもそも、本そのものがいい加減な内容であるか、読者がそこに書いてある内容をきちんと実行していないかのどちらかです。
内容を実行するということは、 一見易しいことのように思えます。
しかし、実際は、人が勧める方法を実行するということは、自分がこれまで実行してきた方法を否定することであり非常に難しいものなのです。
それは自分が気づかない癖を直す作業に近いといえます。
「ご飯を食べる際には頂きます。ご馳走でしたを言おう」「足を組む、猫背はやめよう」
皆さま、それぞれの癖「わかっちゃいるけど止められない」
の一つや二つはおありだと思います。
その結果、実際に紹介されるのは、自分にとって役立ったと思った「思い込み」を書き並べただけのものになります。
また、人は誰でも自分にできることは他人もできると思いがちになります。
その結果、優秀な人の書いた勉強法は、実際にはとうてい実行不可能なものがあります。
結局、合格体験記やハウツー本も、成功者による主観的な感想を述べたものに過ぎないことか多いのです。
だからこそ、合格体験記は数人のものを羅列したものでは意味が薄いといえます。
受験生の頃から、その疑問があり、司法試験に合格した後も10数年分のあらゆる合格体験記、合格者のインタビューを推敲し、要約することに努めてきました。
また、肝心の能力を上げる方法について具体的な説明がないものが大変多いように感じます。
指導した内容を実行できるまで定着させるには、liveの集団型講義、ネット配信の一方的講義では不十分です。
私の友人の弁護士もライザップ、ライザップEnglishなど、マンツー型の専属トレーナーをつけています。
やはり、一人で自己管理を行い、内容を実行できるまで定着させるるのが法律家ですら困難だということです。
だからこそ、私は個別型の指導に重点を置き、徹底した進捗管理も含めて、信頼関係を築くように心がけてきました。
私から申し上げたいことは「学習を見える化」をすることです。
Twitter、インスタグラム、TO doリストにまとめるなど、日頃の学習を可視化し、常にゴールを意識して学習を修正していくことです。
それ自体の習慣化が難しいところですが、その場合は友人、先輩、家族の力を借りてもいいでしょう。
あるいは、私に気軽にご相談ください(1回のカウンセリングは無料です)
皆さまのご健闘をお祈りしております。
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司法試験講師
宮崎 貴博